昔タロスケという犬と

    昔タロスケという犬と
    一緒に暮らしたことがある
   
    ある日誤って
    板に挟まり
    死なせてしまった
   
    ああタロを死なせてしまった
    タロスケを死なせてしまった
   
    嘆き悲しみ 苦しんで
    我に返り
    振り返ってみると
    五六億七千万年の
    歳月が流れていた

あれも buche

  

あれも buche
これも`buche

オール ビュシュ
これは何だ
近所も ビュシュ

会社 学校 公共機関も みな
ビュシュ

おめでたいのか
哀れなのか
どうでも良いが

あなたもその隣のあなたも そうです
みな ビュシュ
私も 世の中もみな一様に ビュシュ

過去も未来も現在も 地球も太陽系も
ユニバースも みなビュシュ

東西の冷戦が終わって そしてアラブの春

 

東西の冷戦が終わって そしてアラブの春
世界に何をもたらしたか

この冷戦で人の命 家屋 幸福を
奪われ人生を狂わせられたのは
戦争そのものに匹敵する
この人々の悲劇は15カ国を超え 
これに直面した人々は 億をはるかに超える

疑心暗鬼に満ちたアメリカとソ連
この両国が大きな影響支配権のための戦争であった
今 今日振り返れば 愚かな出来事で人々の命を奪った
この頃核の使用を現実的に検討したという
ぎりぎりのところで 土俵に残った力士のようだ
世界の終わりは辛うじて回避されたにすぎない

あの頃私は家の不幸のため
ニュースも記憶に定かでないが 振り返る

冷戦の終結は ソ連邦の崩壊である
東ドイツの崩壊 
ソ連の衛星国、連邦国
バルト3国の独立

ゴルバチョフペレストロイカ
歴史を振り返れば あのときあの決断
そして 問題の回避
あらゆる手立てを 後の世に思い知る

改革は良い事ばかりでない
ソ連時代の負の遺産を 重く抱える

それが今日の ロシアという 国になった
エリッイン とその後継者が国の運命を決めたが
過去のフルシチョフ ブレジネフの焼き直しだった

数々の冷戦で思い当たるのは この前の
アフガニスタン進行という ソ連の暴挙だ
ソ連版のベトナム戦争 そっくりだ 今思えば
これがソ連の国力を低下し 崩壊の引き金になった
9年間に
数知れない兵器の供与と2万人を越える戦死者を出した 

その中で この悲劇の中で
反対派の粛清で犠牲になった人々は数がわからぬ
しかし 100万人単位だ
この大きさは 日本の2011年 津波の犠牲者を遙かにしのぐ

チュニジアのくだもの売りの一人の青年が灯油で自殺した
これは虐げられた人間の最後の姿だった 
これではいけないと立ち上がった この怒りが
アラブの春のきっかけとなった

このアラブの春と呼ばれる反乱が燎原の火のように
アフリカのチュニジア、エジプト、アルジェリアリビア
モーリタニア南部スーダンジブチ、モロッコなどを
覆いつくした
独裁者に対し イターネット・フェイスブックの活用で
若者たちは 敵対した

そして 民主化を求める すべての人が結集し
銃を持たない革命変革の第1歩 スタートになった
大国の利害にこの叫び抑圧に対しての民衆の怒りに
犠牲者もおびただしく 混乱と無秩序のアフリカになった

だれも予測できない 未来と 人生
国家とは何か こう考えさせられる
ブルガリアの革命の犠牲者は 
名誉の回復を勝ち得た言う
銃殺から10年を経た後である このように
東ヨーロッパは大国の利害に翻弄された

冷戦の終結
その後アラブ世界に飛び火
アラブ世界に民主化の波が押し寄せた
これはつい最近の2010年代である

独裁者の追放という形までは作ったが
そのあとの未来はだれも知る由もなかった

そろそろ1980 年代後半より30年経過する
更なる30年はいかなる世が作られるのか

日本のニュースはこのめまぐるしい事柄を ほんの一瞬放映した
専門家は熟知しているが 
我々には 障子の裏の
影法師のように過ぎていった
知らぬが仏 知らぬ者は幸いである

この悲劇と問題を人が顧みないことがあってはならない
歴史は繰り返す 社会の体制がわっても 繰り返す

こう教えてくれたのは 冷戦とアラブの春だった

鉄琴協奏曲

鉄琴協奏曲は
バスケットボール場に響き
歓声と応援の声が響き渡る

この夏
いつも夏休みに入ると
エレメンタリー スクールの子供たちが
赤と白の衣装を着て
バスケットボールの応援をしている

P型 にアルミのアームを工夫して胸の前に
鉄琴を水平に置けるようにしている
両肩にフレームをかけて演奏する
自由に動き演奏している
 とても楽しそうだし 顔も興奮して賑やか

協奏曲の音は こうです

ラ 8分音符+8分休符
ラ 〃
ミ 〃

ファ 付点8分音符
ソ  16分音符
ラ 8分音符+8分休符
ソ 〃
ファ 〃
 (聞いていると イ短調です 日本の炭坑節のようにいつ終わるとも果てしない循環が  ある)

不思議な懇親会


不思議な懇親会でした それは
同窓会のようでもあり
同級会のようでもあり
同郷会でもあるようでした

司会の人が
祝辞を賜ります
 と 拍手し率先して迎えた人に
皆が 仰天しました

 みすぼらしいネクタイ
穴の開いたスーツ
今にも2つにさけそうな靴

その目はホームレスより
 ショボショボ

風采はこの上なく祝賀のセレモニーに
ふさわしくなく 会場がざわつきました

司会者は こう言いました
落ち着いて下さい
皆さんはこの方を御存知です
知らないとは 言わせません

かつて中学を卒業後 塗装工として
億のお金を稼いだ バブルの時がありました

しかし景気が後退し
やはり億の負債を抱えるようになりました

その後妻子を残し自殺して世を去りました

命日の夜が近づくと
夜ごと お経の声が墓石に流れていたそうです

 このみすぼらしい人こそ
 この人です
 この人は このような身なりで
墓石の前に現れたのです

平家物語の 耳なし芳一のように
檀家の供養にお寺が訪れたと聞きました

時は過ぎ会場にいた人々も今はすでに故人
時は雲のように川の水のように流れ
墓石になって眠りについています

 

Amusement center

Amusement center には
金魚の水槽がありました

 パチンコ スロット ルーレット と
 あらゆるかけごとの道具 機械がありました

 パブもあり 女も安く売られていました
不謹慎のようですが
最初にあった女は 隣の奥さんでした

理不尽なので わけを聞きました

私の主人は 怪物です
夜になると大酒を飲み 子供を叱ります
私は奴隷扱いにされ 生きた心地がしません

 ある日 JR の高架下 有楽町のこの店が
水槽の電気がショートし火災になり 跡形もなく 燃えました
新幹線は止まり 近隣のデパートは 火が付いたように
真夜中なのに 人 消防車と警察とごった返しになりました
消防車のホースが気味悪く蛇のように道路を席巻したのです

 この火事は 享楽にふけたものは
必ず 天罰が下り 終わる という 教訓です

 その悪い主人も間もなく自ら死を選んだ とのこと

 されど 人に他人の真実と真相 心の闇が解るでもなく
残されたものが 微小の真実を語る

Who is my mother, and who are my brothers ?

Who is my mother, and who are my brothers ?

弟子は気遣い
実の 母と 兄弟達が
戸口で話したがって 待っています

と 伝えたのだが
返ってきた言葉は

誰が 母 兄弟ですか
私の教えを実践する者が
本当の母 兄弟です

ナザレ人の言ったことと伝え聞く
人類史に記念すべき
冷酷な言葉です